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2014年12月10日

12月4日(木)の引き継ぎ

12月4日(木)の引き継ぎでは、5歳児クラスが取り組む調理保育を、私たち国立保育会職員も見学し、調理保育の流れや指導の仕方を学ばせていただきました。

今回の調理保育のメニューは「鶏汁」でした。鶏汁の中に入れる大根は、光が丘保育園の子ども達が前日に畑に行って抜いてきたもので、子ども達が大切に育ててきた作物を調理保育にいかしていく取り組みに、私たち国立保育会職員は、感銘を受けました。

鶏汁作りでは、エプロン、三角巾、マスクを着用した子ども達が、手をきれいに洗った後、栄養士の先生による包丁の使い方や食材の切り方の説明を聞きました。子ども達は、包丁を使用するということで、緊張した様子で人参や大根を1枚ずつ慎重にいちょう切りにしていました。全ての食材を切り終わった後は、鶏汁の作り方を、栄養士の先生から教わりました。

鶏汁を美味しくするために、栄養士の先生が、煮干のだし汁作りから説明を始めると、光が丘保育園の子どもたちも、匂いをかいだり、実際に煮干にふれて感触を味わったりしていました。

今日の調理保育のねらいである「料理作りを体験し、料理ができる過程や作る楽しさを知る」という内容の他に、「光が丘保育園の子どもたちが、自分たちで育てた作物を調理し、食べる喜びを感じる」というねらいに対しても、私たち国立保育会職員は、学ばせていただきました。1月からは、リーダー保育士以外にも光が丘保育園の引き継ぎに来る予定となっておりますので、今回の調理保育のねらいや指導の仕方などを、新たに来る職員にも伝え、来年度へとつなげていきたいと思っております。